ドイツのブランド、トーネットは、19世紀の曲木技術の完成により、世界で初めて家具の大量生産に成功しました。また、バウハウスとのコラボレーションでは、現代デザイン史に数多くの功績を残しています。
こちらはバウハウスデザインの中でも特に名作として有名なデスクS285シリーズで、両側に引出しが付いたタイプです。1本のパイプで一筆書きをしたかのようなフレームが、柱となり梁となり、そして時には脚となって、天板や引出しを支えながら構造体を形成しています。この美しく合理的なデザインは、「芸術と技術の統合」を掲げたバウハウスの哲学を象徴的に体現している作品の一つです。
- ブランド: Thonet – トーネット / ドイツ
- デザイン: Marcel Breuer – マルセル・ブロイヤー
- サイズ: 幅164cm、奥行76cm、高さ73cm
- 素材: 木部/アッシュ材(ブラック染色塗装仕上またはホワイトオープンポア塗装仕上)、フレーム/スチールパイプ(クロームメッキ仕上)


